1位は徳島。夏の国内旅行、今年の人気上昇ランキングで四国に関心集まる
みなさん、夏休みの旅行先はもうお決まりでしょうか。
旅行予約サービス楽天トラベルが、 2018年7月15日(日)〜8月31日(金)の国内宿泊の予約人泊数(予約人数×泊数)をもとに、 夏の国内旅行先として人気の都道府県ランキングの速報版を発表しました。さて、今年はどこが人気なのでしょう。
2018年 夏の国内旅行 都道府県別人気上昇ランキング(速報版)
1位 徳島県 +30.9%
徳島県は、 オンライン宿泊予約サイトやソーシャルメディアを活用した観光誘致プロジェクトが好調で、人気が急上昇しました。8月の12日〜15日に開催される、四国三大祭りの一つである阿波踊りはもちろんのこと、鳴門の渦潮をフェリーで観光したり、天然素材の吊り橋(かずら橋)でアドベンチャーしたり、大塚国際美術館で芸術に触れるなど、見所がたくさん。
日本三大秘湯の一つ、『大歩危・祖谷温泉郷』は、山々を眺めることができる大浴場や露天風呂が人気で、秘境のムードが漂うのが魅力。外国人からも人気が集中しています。
徳島がほぼシェア100%を誇るすだちは、8月がシーズン。ビタミンCがレモンより豊富。そうめんや焼き魚にぴったりです。渦潮が生んだ豊富な海の幸にかけて召し上がれ。
2位 高知県 +22.7%
2位の高知では、四国三大祭りの一つ「よさこい祭り」が8月10日〜12日に開催されます。広末涼子など高知出身の芸能人も多数参加するこの祭りには、4日間で100万人が訪れます。
また、今年は大政奉還・明治維新から150年の節目にあわせて開催中の観光誘致プロジェクト「志国高知 幕末維新博」を開催中。幕末から明治の志士ゆかりの地を訪問しつつ、皿鉢料理(さわちりょうり)やかつおの藁焼き、土佐ジロー、クジラの刺身、四万十うなぎなどグルメを堪能するもよし!
なお、よさこい祭り鑑賞後に徳島へ移動し阿波踊りを鑑賞するという祭りはしご派も多いそうです。
3位 三重県 +22.0%
三重県は日本最大のパワースポットと呼ばれる伊勢神宮が人気です。参拝帰りには「おかげ横丁」で伊勢うどんや赤福を。英虞湾の伊勢海老や牡蠣、そして三重の誇るグルメ・松坂牛のすき焼きも食べたいですね。お財布に余裕のある方は、特産の真珠やサンゴのアクセサリーをお土産に。
また、ユネスコの世界遺産に登録されている熊野古道・伊勢路に足を伸ばせば、フォトジェニックな日本の原風景に出会えます。子連れなら、志摩スペイン村、ナガシマスパーランドや伊勢シーパラダイス、鳥羽水族館などテーマパークもたくさん揃っています。
4位 島根県 +19.2%
どこにあるかわからない県ランキング常連の島根県ですが、八百万の神々が集うパワースポットであり、縁結びの最強スポット「出雲大社」は女性を中心に絶大な人気を誇ります。
ほかにも城下町・松江で松江城を見てから宍道湖の美しい夕日を愛でたり、美人の湯・玉造温泉で温泉街の情緒を堪能したり。ユネスコの世界遺産に登録された石見銀山では、当時の採掘跡をそのまま見ることができます。
5位 滋賀県 +18.6%
滋賀県は琵琶湖しかないというイメージが主流ですが、その琵琶湖が夏の旅の最大の魅力。「湖周道路」が琵琶湖をぐるっと取り囲んでいるので、美しい湖の景観を楽しみながら爽快なドライブができます。浜大津から就航している観光遊覧船「ミシガン」に乗れば、湖の上から比叡山・比良山・伊吹山などの山々を見渡すことも。
また湖岸にはたくさんキャンプ場やバーベキュースポットがあるほか、ヨットやウィンドサーフィン、パドルセイリングなどの夏のマリンレジャーがあちこちで楽しめます。グルメはもちろん近江牛。
魅力的な夏祭りで、四国2県が勝利
人気上昇ランキングでは、 トップ5に四国から2県がランクイン。阿波踊りやよさこい祭りといった夏のイベントの魅力をうまく宣伝した2県に人気があつまる結果となりました。